ノイキャンイヤホンで耳が痛い？長時間使用の対策5つ

在宅ワークでノイキャンイヤホンを使っていると、「耳が痛い」「疲れる」という悩みが出てきます。わたしも同じでした。この記事では、痛くなる原因と、1日4〜5時間使っても快適に過ごせるコツを紹介します。

この記事のポイント：

それでは早速見ていきましょう。

ノイキャンイヤホンで耳が痛い？原因と対策を解説

在宅ワークでノイキャンイヤホンを使い始めたものの、「耳が痛くなる」「長時間使うと疲れる」という悩みを抱えている方は多いと思います。わたしも最初はそうでした。ここでは、痛くなる原因と、わたしが見つけた対策をお伝えします。

耳が痛くなる原因は、主に3つあります。

原因①：イヤーピースのサイズが合っていない カナル型イヤホンは、耳の穴にフィットするイヤーピースを使います。サイズが合っていないと、圧迫感で痛くなったり、逆にゆるくて外れやすくなったりします。

原因②：長時間の連続使用 どんなに良いイヤホンでも、3〜4時間以上連続で使うと、耳への負担が蓄積します。「気づいたら5時間経っていた」というのは、デスクワーカーあるあるです。

原因③：装着の強さ（押し込みすぎ） 「ノイキャンを効かせたい」と思って、イヤホンを強く押し込みすぎると、耳への圧迫が強くなります。適度な装着が大切です。

デスクワークをしていると、「集中モード」に入ったまま、何時間もイヤホンをつけっぱなしにしがちです。

わたしも最初のころは、午前中ずっとつけていて、昼休みに外したら耳がじんじんする──ということがありました。経営管理の仕事で「異常値」に敏感なはずなのに、自分の体のサインには鈍かった。反省です。

試行錯誤の結果、わたしの場合は「連続1時間」が限界ラインだと分かりました。

1時間を超えると、耳が蒸れてきたり、軽い圧迫感を感じたりします。逆に、1時間以内で外せば、痛みを感じることはほぼありません。

「1時間ごとに5分外す」というルールを作ってからは、1日4〜5時間使っても快適に過ごせています。

ここからは、わたしが実践している「痛くならないための5つのルール」を紹介します。

「休憩を取ろうと思っても、つい忘れてしまいます…」

「1時間ルール」を始めてから、1日の終わりの耳の疲れが全然違います。タイマーで強制的に休憩を取る──経営管理で使う「定期チェックポイント」の発想を、そのまま健康管理に応用しました。

最も効果があったのがこれです。

スマホのタイマーで1時間をセットして、鳴ったらイヤホンを外す。5分間は耳を休ませて、そのあとまた装着する。これだけで、耳への負担がかなり減りました。

経営管理の仕事でも「定期的なチェックポイント」を設けることで、問題の早期発見ができます。耳の健康管理も同じ発想です。

イヤホンを「グッ」と押し込みすぎていませんか？

軽く入れて、自然にフィットする位置で止める。それだけで、圧迫感がかなり減ります。ノイキャンの効きが少し弱くなるかもしれませんが、耳の健康を優先した方がいいと思います。

多くのイヤホンには、S・M・Lなど複数サイズのイヤーピースが付属しています。

「なんとなくMで使っている」という方は、一度SやLも試してみてください。サイズを変えるだけで、痛みがなくなることもあります。

わたしの場合は、右耳と左耳でサイズを変えています。左がM、右がS。耳の形は左右で違うので、それぞれフィットするサイズを探すのがおすすめです。

「そもそも疲れにくいイヤホンを選びたい」という方向けに、選び方のポイントを紹介します。

イヤホンには、大きく分けて3つのタイプがあります。

ノイキャンイヤホンは、ほとんどがカナル型です。遮音性を高めるために、耳の穴をふさぐ構造になっています。

もし「どうしても耳が痛くなる」という方は、インナーイヤー型やオープンイヤー型を検討してもいいかもしれません。ノイキャン効果は弱くなりますが、耳への負担は軽くなります。